ポーカー歴6年ほどになり、最初の頃は毎日通っていたアミューズメントポーカーも、最近ではほとんど行かなくなってしまった。本当は月1ぐらいのペースで通いたいのだがコロナ禍ということもあり、ほとんど行っていない。
現在の仕事が自分がいないと営業できないスタイルのため、万が一自分がコロナにかかると2週間休業になってしまう。コロナにかかった時の経済的ダメージがでかすぎる・・・。ワクチンが出回って、感染者が落ち着いてからでないと、なかなか大人数のイベントには行きづらい。
GWのJOPTなんかも大人数でとても盛り上がっていたようだ。
海外のライブポーカーに行けないこのご時世なので、正直むちゃくちゃ行きたかったが、我慢した・・・。
さてこの記事では毎日のようにオンラインでポーカーを稼働してる私が考える、アミューズメントポーカーとの賢い付き合い方について書いていく。
結論から言うと
- ライブポーカーの練習としてチップを触りに行く
- コミュニケーションの場として利用する
と良いだろう。
1.アミューズメントポーカーのメリット
アミューズメントでライブポーカーができるメリットといえば、安くライブポーカーを経験することができる点にある。
私のポーカーはオンラインスタートであったが、初めてアミューズメントでポーカーを経験した時の楽しさは今でも忘れられない。
オンラインは明らかに時間効率が良く、ポーカーというゲーム自体を楽しむには最適であるが、やはり実際にチップとカードを触ってプレーするライブポーカーは魅力的だ。
そしてなんといってもディーラーが可愛い。私が独身者で、女性と接点の少ない環境下にいれば、間違いなく通っているだろう(笑) 通っていれば仲良くなるのもさほど難しくない。
またプレイヤー通しでつながることができるので、コミュニティーづくりには最適である。オンラインのみでプレイヤー通しつながるのはなかなか難しく、繋がってとしても薄い繋がりなのではないか。
私は最初に良く通っていた東京de Pokerで仲良くなった人たちとは5~6年経った今でもつながりがあり、時々飯も食う。そこから派生したつながりが今の私のポーカーライフを支えており、とても貴重なコミュニティーを持つことができたと思う。
数回通った程度ではあまり繋がれないと思うが、定期的に何度も通っていれば必然的につながりはできていくだろう。気の合う良い仲間ができることも多い。
2.アミューズメントのデメリット
そんなアミューズメントのもデメリットはある。一番はかかるコストが半端ないということだ。
私がポーカーを始めたばかりの頃、1カ月間ほぼ毎日のように通っていた際にアミューズメントポーカーに払っていたお金は月10~20万円ほどにもなった。
還元率の高いプライズマッチなどを中心に回ればある程度ペイバックすることもあるが、基本的に参加費の安いトーナメントはほとんどペイアウトできない。
1万5千円の参加費を払っても、景品としてバックされるのは半分ぐらいというのが相場だ。
これは何も店が搾取しているわけではなく、運営費としてかかっているものなのである程度仕方のないことなのだ。海外のカジノであれば参加費を10万円など高くすることで、運営費の割合が下げることができるが、国内で参加費10万円のトーナメントをすれば射幸心を煽る、ということで問題視されるので開催できない。
個人的には60%~70%ほどペイバックしてくれればプラスにできると思っているが、50%バックでは厳しいと感じる。そんな辛いアミューズメントでもプラスにしている強者はいるようである。
他にはかなりマナーの悪い客も多いことも事実。アミューズに行って遊びに行ってるのに不快になるということもけして珍しくない。これに関しては、最近は店側がある程度マナーを指導してくれるような店もある。
一方で自分自身もマナー違反となるようなことをしないか注意する必要がある。気づかないうちにマナー的に良くないことをしているケースは多い。
ポーカーのマナーについてはポーカープロのトモさんが非常に良い動画をあげている。
3.ライブポーカーの練習として使うのが有効
アミューズメントは高くつくということを書いた。ではオンラインポーカープレイヤーがアミューズメントを利用する際に最も有益と考えるところとしては、ライブポーカーの練習となるという点である。
ライブポーカーにもある程度慣れが必要なので、海外の大きなライブポーカーイベントに参加するときなどは、練習にアミューズに行くのは良いだろう。近い未来に日本国内にもカジノができるが、日本のカジノでポーカーをしに行く前の練習としても最適だろう。
オンラインではPOT額などが明確に表示されているため、33% BETなど容易にすることができるが、ライブではPOTの額は正確にはわからなかったりする。またスタック量なども、見た目とは大きく乖離していることなども多い。
相手が20BB持ちだと思ってプレーしていたが、実際は35BB持っていたなんてことも珍しくない。
またライブ特有の緊張感もあったりする。
昨年度、BLOWのオープニングイベントに3mpcコーチ陣として参加したのだが、その際にある強いポーカー専業プレイヤーに対して、ブラフを打つべき場面でブラフを打てなかった経験をした。
Kuz君おめでとう!
— propofol-san (@boom_propo) November 23, 2020
MTT勢として結果を残せなかったのが悔やまれるところでしたが、仲間が結果を残してくれて救われました😆
久々のライブだったということもありブラフするべきところで相手に”ヒヨって”ブラフができなかったりと反省点が多かったです。ライブはライブとして、別の訓練が必要ですね👀 https://t.co/f3xRpFHHqa
オンラインでは簡単にブラフが打てるはずなのに、ライブで強いプレイヤーを前に大きなポットを戦っているとビビってしまう。あの緊張感はライブでしか味わえない。そのような状況で、普段通りプレーすることができるか??それはやはりある程度場慣れする必要があると感じた。
今後WSOPなど世界大会のライブに行く前はその練習としてアミューズメントに行く必要があると思っている。これは私に限らずすべてのオンラインポーカープレイヤーにいえるのではないか。